【珠算検定・そろばん】全珠連や日商の履歴書資格欄への書き方・正式名称
こんにちは、歯科衛生士ライターのミホです。今回は「珠算検定・そろばんの履歴書資格欄への書き方」です。
転職活動は、できればスムーズに進み、希望の企業で内定が出てほしいですよね。理想の転職を叶えるために、個人の転職を支援してくれるコンサルティングサービスを利用するのも一つの方法です。相談やカウンセリングが無料でできる「POSIWILL CAREER」がおすすめです。「しっかり向き合うために求人紹介は行いません」と掲げているので、安心して相談ができますね。
珠算検定・そろばんの履歴書資格欄への書き方
珠算・暗算検定の正式名称
【全珠連】珠算検定・そろばんの正式名称
- 珠算:「全国珠算教育連盟珠算検定 ◯段合格」
- 暗算:「全国珠算教育連盟暗算検定 ◯段合格」
【日商】珠算検定・そろばんの正式名称
- 珠算:「日本商工会議所珠算能力検定 ◯段合格」
- 暗算:「日本商工会議所暗算能力検定 ◯段合格」
珠算・暗算は何級から書く?
履歴書資格欄には、基本的に2級以上(2級〜段位)を取得している場合のみ記載します。3級や4級でも履歴書資格欄に書くことはできますが、「珠算検定3級=小学生が取得する級」とされることも。そのため、記載することで逆に「この級までしか取れませんでした」というマイナスアピールになる可能性もあります。
なお珠算経験者ならわかるかもしれませんが、日商は全珠連に比べて難易度が高く、同じ級でも取得の難易度に大きな差がありますよね。ただ金融系など珠算検定の資格が重視される業界でない限り、そういった点まで採用側が把握していることは少ないでしょう。そのため全珠連も日商も、2級以上である場合に記載すると確実です。
珠算・暗算のどちらから書く?
どちらから書いてもOKなので、履歴書資格欄には合格した年月日の古いものから順番に書きましょう。下に行くほど最近のものになるよう、時系列に沿って記載します。珠算検定・暗算検定に合格した年は、「2000年」といった西暦か、「平成12年」といった年号のいずれかに統一して記載します。これは資格欄だけでなく、履歴書全体を通して言えることです。
転職活動は、できればスムーズに進み、希望の企業で内定が出てほしいですよね。理想の転職を叶えるために、個人の転職を支援してくれるコンサルティングサービスを利用するのも一つの方法です。相談やカウンセリングが無料でできる「POSIWILL CAREER」がおすすめです。「しっかり向き合うために求人紹介は行いません」と掲げているので、安心して相談ができますね。
珠算・暗算検定に向けて練習中の場合
珠算検定・暗算検定を受ける前であったり、次の級・段位取得のために練習中であったりする場合も、勉強中の資格として履歴書資格欄に書くことができます。
例:検定に向けて練習中の場合の書き方
- 珠算検定◯段を×月に受験予定
- 暗算検定◯段合格のため練習中
なおそろばんの資格を持っている方は、集中力が高く論理的思考に慣れていることから、エンジニア業界で活躍できる可能性もあります。エンジニアとして経験を積めば、独立して自由に働くことも夢ではありません。
履歴書資格欄の基本ルール3つ
履歴書全体に共通する、最低限のルールは以下の通りです。
- ①略字・略語は使わない
- ②手書きでもパソコンでもOK
- ③空欄を作らない(全ての欄に何かしら書く)
①略字・略語は使わない
履歴書を書くとき、略字や略語の使用は控えましょう。「珠算◯段」「暗算◯級」ではなく正式名称で記載します。履歴書で略語などを使用すると、マナーがなっていないと思われたり適当なイメージを持たれたりすることがあります。こういったイメージは仕事に対するイメージにも繋がります。普段使っている言葉が略語であることもあるため、注意が必要です。
②手書きでもパソコンでもOK
履歴書は手書きで書いてもパソコンで作成してもOKです。それぞれメリットとデメリットがあります。
手書きの履歴書
メリット
- 丁寧さをアピールできる
- 字の綺麗さをアピールできる
デメリット
- 時間と手間がかかる
- 面接を受けるごとに書き直し買い足す必要がある
パソコン作成の履歴書
メリット
- 一度作成すれば使い回しがきく
- 何度でも修正可能
デメリット
- 印刷に手間がかかることも
- 写真をデータ化する必要がある
採用担当者に向けて行われた調査では、「手書きでもパソコン作成でもどちらでも良い」と答えた人が最も多くおよそ40%。なお「手書きの方が良い」と答えた人はおよそ30%なのに対して、「パソコン作成の方が良い」と答えた人はおよそ10%でした。手書きの字から、人物像や就職に対する真剣さを汲み取ることもあるようです。字に自信があったり余裕があったりする場合は、手書き作成しても良いかもしれません。
③全ての欄に何かしら書く
履歴書に用意された欄は全て埋めましょう。空欄が無いようにします。書けることが無い場合は、空欄にせず「特になし」と書きましょう。空欄は採用側からすると、何も無いのか書くのを忘れたのか判断がつきません。また丁寧さに欠ける、やる気が無いといったイメージを持たれる可能性もあります。
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珠算検定が有利になる大学・業界
商業系の大学や学部によっては、入試の際に珠算検定の資格を重視されることもあります。また珠算検定の資格を持っていることで、金融業界や建築業界への就職活動・転職活動で有利になることも。
パソコンや電卓が普及している今、仕事でそろばんを使うことはありません。しかし珠算検定の資格を持っていることで、会話や面接では表現できない部分のアピールに繋がることがあります。なおそろばんの資格を持っている方は、集中力が高く論理的思考に慣れていることから、エンジニア業界で活躍できる可能性もあります。エンジニアとして経験を積めば、独立して自由に働くことも夢ではありません。
珠算検定の資格でアピールできること
珠算検定・暗算検定の資格を履歴書に書くことでアピールできること
- ①集中・記憶・観察力のあること
- ②素早く聞く・読む力のあること
- ③地頭の良さ
- ④数字に強いこと
①集中・記憶・観察力のあること
どの資格を得るにも集中力は必要ですが、中でも珠算検定・暗算検定では、特に集中・記憶・観察力が必要とされます。これらの能力が備わっている人は、仕事を円滑に進められたり仕事を覚えるのも早かったりする可能性が高いです。もちろん目標を達成するために努力を続けるという、向上心のアピールにも繋がります。
②素早く聞く・読む力のあること
珠算には「読み上げ算」というものがあります。これは数字を見て計算するのではなく、聞き取った数字をそろばんに入れて計算するというもの。素早く正確に聞き取る力だけではなく、聞き取った情報をそろばんの珠(たま)に素早く変換し計算する、という能力も問われます。珠算検定や暗算検定の資格を持っていることで、こういった能力もアピールすることができます。
③地頭の良さ
珠算は素早く正確な計算の繰り返し。そのためにはどのような時間配分で進めるか、どのように計算を進めるかなどの工夫・思考力も必要になります。これらは学力とは違う、いわば地頭の良さが必要とされます。これは勉強すれば得られるものではなく、珠算・暗算を通して身についた力です。
新入社員はほとんどの場合、その業界における知識の無い状態からスタートします。そのため地頭の良さは大きなアピールポイントとなるでしょう。幼少期にそろばんを習っていたという方は多いですが、幼少期の習い事でここまで大人と同じように工夫・思考をこらすものはなかなかありません。
④数字に強いこと
そろばんを仕事で使うことはほとんど無いですが、どの業界でも「数値」「計算」を取り扱うことは多くあります。一見無縁そうな医療業界でもそうです。検査結果や評価するための数値など、数字を取り扱う機会は多くあります。
私は歯科衛生士として大学病院に勤務していましたが、珠算検定の経験はよく活きていたと思います。
珠算検定・そろばんの履歴書資格欄への書き方まとめ
そろばん(珠算)は幼少期に習っていた人が大半でしょう。そのため入試や就活のときに資格として書いて良いのか不安になることも多いです。しかし珠算検定は履歴書に書ける資格であるだけでなく、書くことで自分をアピールすることにも繋がります。一見関係の無さそうな業界でも、入試や就活で有利になることが多いでしょう。
また転職活動は、できればスムーズに進み、希望の企業で内定が出てほしいですよね。理想の転職を叶えるために、個人の転職を支援してくれるコンサルティングサービスを利用するのも一つの方法です。相談やカウンセリングが無料でできる「POSIWILL CAREER」がおすすめです。「しっかり向き合うために求人紹介は行いません」と掲げているので、安心して相談ができますね。
その他「とにかく手に職を付けたい」と思っている方には、将来的に独立も可能なエンジニア業界を検討しても良いかもしれません。