【そろばん】習い事の効果・月謝・頻度。いつからいつまで習わせるのがベスト?
こんにちは。元歯科衛生士・現ママライターのミホです。今回は「そろばんの習い事」についてです。
そろばんの習い事の効果
電卓やスマホ・パソコンがある今の時代、そろばんはほとんど使いませんよね。そんな今の時代でも、そろばんを習い事としておすすめする理由がいくつかあります。
そろばんを習うメリット
- 計算・暗算力がつき数字に強くなる
- 履歴書に書ける資格になる
- 集中力・時間をやりくりする力がつく
- 頭の回転が速くなる
- 手先が器用になる
①計算・暗算力がつき数字に強くなる
そろばんでは大量の数に触れ、計算を行います。計算力が身に付くのはもちろんのこと、頭の中で計算を行う「暗算力」も自然と身に付きます。暗算力が習い事で鍛えることで、自然と記憶力も鍛えられるでしょう。
また数字に強いので算数の授業も得意になります。
私は小学校を卒業するときにやめたのでもう15年ほど経ちますが、いまだに暗算力が役に立っています。
②履歴書に書ける資格になる
そろばんの検定で得た級位・段位は、履歴書に書けるれっきとした資格です。就職活動のときにももちろん使えますよ。
③集中力・時間をやりくりする力がつく
そろばんの検定や大会・コンクールでは、制限時間内にどれだけ多く・正確に計算できるかが問われます。時間を逆算して物事に取り組んだり、残り時間でできることを考えたり、集中力だけでなく時間をやりくりする力も身に付くでしょう。
④頭の回転が速くなる
そろばんの習い事は、時間に追われながら集中して計算することの繰り返し。常に素早い判断が求められます。この繰り返しにより頭の回転も速くなるでしょう。算数だけでなく、将来的に役立つに違いありません。
⑤手先が器用になる
そろばんは細かい珠(たま)を弾いて計算を行います。そのため手先が器用でないと難しいです。習い事で日常的に扱うことで、自然と手先も器用になってくるでしょう。
そろばんを習うデメリット
- 考えなくても暗算で答えが出せてしまう
- 子供に古いイメージを持たれがち
- 子供が楽しめるかどうか
①考えなくても暗算で答えが出せてしまう
そろばんを習っていた身として個人的に感じることですが、そろばんを習うと掛け算・割り算・足し算・引き算がすべて暗算でできてしまいます。そのため学校で習うような、「計算方法を工夫する」なんてことをしなくても答えが出せてしまうのです。
②子供に古いイメージを持たれがち
今の時代、そろばんを見かけることはほとんどありません。そのため習い事を習う本人がそろばんをイメージできなかったり、古いというマイナスイメージを持っていたりする可能性があります。
③子供が楽しめるかどうか
そろばんの習い事は、基本的に座って・じっくり集中して取り組むもの。水泳やダンスのように体を動かすのが好きな子供だと、楽しめずに長続きしない可能性もあります。
そろばんの習い事はいつからいつまでがベスト?
子供が幼稚園〜小学校低学年になるころから、そろばんを習い事として始めさせるパパ・ママが多いようです。そろばんを習い事として始める時期に決まりはなく、子供が数字に興味を持ったタイミングで良いでしょう。
またそろばんの習い事をいつまで続けるかは、本人の意思や家庭によって変わってくると思います。目標とする級位・段位を取ったらやめるというのも1つの考え方です。私が習っていた当時は、小学校を卒業するタイミングでやめる子がほとんどでした。
そろばんの習い事でかかる月謝
毎月かかる月謝
他の習い事と同様、そろばん教室や先生によって月謝に開きがあります。また地域によっても差があるようです。
月謝以外にかかる費用
①そろばんの購入費
そろばんを習い事で始めるには、まずそろばん本体の購入が必要です。かかる費用は3000〜10000円と開きがあります。ただ自分で用意するのではなく、そろばん教室を経由して買うことが多いでしょう。
②教材の購入費
そろばんの練習には問題集・ノートといった教材が必要になります。ノートは一般的なものではなく、そろばん専用のものを教室で購入して使うことが多いでしょう。
そろばんには級位と段位があり、それぞれに合った教材が必要です。
定期的に開催される検定を受け、その級位・段位の定めるレベルをクリアすれば合格となります。合格すれば、履歴書に書けるれっきとした「資格」となります。
▼履歴書資格欄への「そろばん」の書き方はこちらでまとめています。
https://chanmk.tokyo/soroban-rirekisho/
③検定の受験費
級位・段位という資格を得るための検定は、定期的に開催されています。そのため自分の都合に合わせて受験します。難易度が高い段位ほど、受験費用も上がっていきます。
④大会・コンクールの参加費
検定と同じで、大会やコンクールへ参加するのにも費用がかかります。暗算に特化した大会や地区・県・全国大会など、内容や規模はさまざま。それによってかかる費用も変わってきます。
そろばんの習い事に通う頻度
そろばんを習い事で始めると、教室にもよりますが週におよそ2〜3回通うことが多いでしょう。勉強や他の習い事と同じで、練習の頻度・回数が多いほど上達しますが、その分パパ・ママは送り迎えが必要になりますね。
またそろばん界では定期的に検定やコンクール・大会が開催されています。検定前は自宅でもそろばんの練習をしたり、コンクール・大会前だけ習い事の頻度を上げたりも考えられます。
そろばんの習い事まとめ
そろばんそのものは、今の時代ほとんど使いません。ただそろばんの習い事を通して得られることが非常に多くあります。かかる費用・月謝もさほど高くありませんので、個人的にはおすすめできる習い事です。