【完全初心者】e-Taxで確定申告をやってみた!方法・やり方まとめ2019・2020
こんにちは。歯科衛生士ライターのミホです。今回は「e-Taxで確定申告をする方法」についてです。
▼そもそも確定申告についてよくわからない!という方はこちら。
https://chanmk.tokyo/kakuteisinkoku-2020-1/
目次
e-Taxで確定申告とは?


e-Taxとは?
e-Taxとは、インターネットを通じて確定申告や納税、申請や届け出などができるシステムのこと。従来は税務署に出向いて行っていた手続きが、自宅や勤務先のインターネットを使って行うことができる。
参考 コトバンク
なおMacではe-Taxの利用ができないため、確定申告を自宅で完結させることはできません。サイトからはできるのかな?わたしはこれに気づかず何時間も費やしました・・・はじめからWindowsでやっておくと確実です。
まず必要・準備すべきもの
e-Taxで確定申告を行う場合、最低限必要なものが2つあります。
①マイナンバーカード
②ICカードリーダー
①マイナンバーカード
「マイナンバーカード」と「マイナンバー通知カード」は違います。マイナンバーカードは顔写真がついていて、運転免許証のようにそれ1枚で身分証明書として使えるものです。
マイナンバーカードを作っておくと、住民票をコンビニで取れる(普通は平日に区役所まで行かなければいけない)などメリットは多いです。しかもパソコン・スマホから申請ができます。申請から受け取りまでに数週間〜1ヶ月ほどかかるので、早めに申請しておくことをおすすめします。
▼マイナンバーカード申請・作成はこちら。
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/

②ICカードリーダー

ICカードリーダーは、マイナンバーカードの情報をパソコンで読み取るのに使います。確定申告用のICカードリーダーはいくつも売られていますが、
✔︎確定申告(e-Tax・個人番号カード)に対応している
✔︎Windowsで使用できる
この2つを満たしていれば、とりあえずOKです。
またICカードリーダーは、接触型・非接触型の2つに分けられます。
接触型:マイナンバーカードを差し込んで使用するもの
非接触型:マイナンバーカードをかざして使用するもの
非接触型の方が手軽でかっこいいですが、こだわりがなければどちらでも良いです。

なお非接触型の方が、接触型よりも少し値段が高いです。わたしは安さ重視で接触型を購入しました。NTTの「ACR-NTTCom(接触型)」という商品です。インターネットで購入しましたが1000〜2000円くらいだったと思います。
値段こそ安いですが、動作・マイナンバーカードの読み取り速度などは何も問題ありませんでした。
e-Taxで確定申告の方法・やり方
e-Taxで確定申告のおおまかな流れは以下です。
①ICカードリーダー側の準備
②e-Tax側の準備
③確定申告
【e-Taxで確定申告①】ICカードリーダー側の準備
e-Taxで確定申告を行うには、まずICカードリーダーの設定を行います。わたしが購入したNTTのACR-NTTCom(接触型)の設定方法をご紹介します。
▼まずNTTのサイトにアクセス(取扱説明書にも載っています)。
https://www.ntt.com/business/services/application/authentication/jpki.html
すると以下のようなページになるので下へスクロール。
自分の購入した商品の写真をクリックします。
下へスクロールするとダウンロードのためのリンクが貼ってあるので、1番上の「ICカードリーダライタ・ドライバインストーラ」をクリック。
これによりダウンロードが開始されます。その後ICカードリーダーをパソコンに接続すると、必要なソフトが自動的にインストールされます。


【e-Taxで確定申告②】e-Tax側の準備
電子証明書の取得
▼まずe-Taxのサイトにアクセスします。
https://www.e-tax.nta.go.jp/index.html
下へスクロールすると、「申告・申請」というコーナーがあります。その中の「e-Taxをご利用になる場合の流れ 2.電子証明書の取得」をクリック。
下へスクロールします。
「e-Taxで利用できる電子証明書」というコーナーの、「公的個人認証サービス」をクリック。
公的個人認証サービスとは?
インターネットを利用して申請・届出・登録などの手続きを行ったり、インターネットサイトにログインしたりする際に用いられる本人確認の手段。
引用 コトバンク

「公的個人認証サービス」をクリックすると、以下のようなサイトに飛びます。そこで「利用者クライアントソフトVer1」をクリック。iPhone版と書かれていますが無視して大丈夫です。
ページが変わったら、「利用者クライアントソフトの利用方法」というコーナーの「Windowsをご利用の方」をクリックします。
下へスクロールし、「利用者クライアントソフトのダウンロード」をクリックします。ダウンロードが開始されます。
ダウンロードされたものを開くと以下のようなページになります。表示された通りに「次へ」をクリックして進めていきます。
最終的に以下のようなページが表示されれば完了です。

開業届の提出(個人事業主の申請)
次は開業届(個人事業主の申請)を提出します。

個人事業主になるかならないか、そのタイミングは基本的に自由です。ただ確定申告のうち節税ができる青色申告を行う場合は、開業届(個人事業主の申請)の提出は必須です。
▼開業届の提出(個人事業主の申請)には、再びe-Taxのサイトにアクセスします。
https://www.e-tax.nta.go.jp/index.html
下へスクロールすると、「申告・申請」というコーナーがあります。その中の「e-Taxをご利用になる場合の流れ 3.開始届出書の提出」をクリック。
次のページで「開始届出書をオンラインで提出する」をクリック。
次のページに進んだら、「手順⑤ 届出書の選択」をクリック。


次のページで「個人の方」をクリックします。
すると開業届の提出(個人事業主の申請)ページに移るので、「次へ」をクリックし、必要事項を入力すれば完了です。
開業届をオンラインで提出すると、最後に「利用者識別番号(4桁×4の16桁)」が表示されます。この利用者識別番号や暗証番号は、今後ずっと使うものなのでメモを忘れずに。今回の確定申告でも使います。

【e-Taxで確定申告③】確定申告
e-Taxの準備が整ったので、確定申告を行います。
わたしはここからfreeeを利用して、収支の計算や医療費控除の計算などを行いました。つまり以下のようになります。
✔︎e-Taxの準備ははじめからe-Taxサイトで行う
✔︎freeeは収支の計算と確定申告書の提出のみ利用する
注意:freeeと混ざると困惑する
確定申告にfreeeという会計ソフトを利用する場合は少しやり方が異なります。e-Taxサイトと混ざるため困惑すると思います。
e-Taxサイトにしたがって一通り確定申告の準備を整えた後、freeeを使って収入・経費の計算のみを行い確定申告を行うのがスムーズかなと思います。
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freeeの確定申告書類の作成をクリックして、
確定申告を進める途中で

これは参考になりそうだ!とクリックすると別のサイトへ飛び、e-Taxとごちゃ混ぜになります。e-Tax側で手続きしていた場合ここはクリックせず、次へ進みましょう。
freeeの電子申告ナビを利用してe-Taxの準備を行うと、freeeのサイトとe-Taxサイトをいったりきたりするので個人的には困惑してかなり時間がかかりました。
なおfreeeの電子申告ナビからでもe-Tax側からでも、やっていることは同じです。ただ順番が少し異なるため余計困惑します・・・。
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